北海道医療センター附属札幌看護学校

執筆者:看護大学・専門学校受験ナビ編集部

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  1. 学校の特徴
  2. 主な実習先
  3. 高い看護師国家試験合格率
  4. 学費
  5. 国立病院機構の奨学金制度
  6. 入試情報(入試科目、入試日程)
  7. 偏差値
  8. オープンキャンパス

学校の特徴

北海道医療センター附属札幌看護学校は2003年に開学した定員240名(1学年80名)の大型校です。

最新の学習設備の設備が整っており、校内がとてもきれいなので学習意欲も自然と高まります。

1学年の定員が比較的多いにも関わらず、看護師国家試験合格率100%の年度も多く、実績をしっかり残している評判が良い学校です。

実際の医療の最前線の現場で働いていた経験豊富な講師陣の教育指導が国家試験合格率の高さに導いています。

また学校の校風として、例えば講義にグループワークを取り入れるなどして、学生自身に日頃から主体性を重んじ、責任感を育んでいます。

それらはいずれも看護師にとって必要な素養です。

偏差値においては北海道内でトップに位置しています。

主な就職先は学校の母体である国立病院機構の病院、札幌市内・北海道内の官公病院、専門病院です。

主な実習先

主な臨地実習施設は下記の2つの病院です。

北海道医療センターは、学校のすぐそば(徒歩2分ほど)にあり、実習の移動が楽です。

施設名 住所
国立病院機構 北海道医療センター 北海道札幌市西区山の手5条7丁目1-1
国立病院機構 北海道がんセンター 北海道札幌市白石区菊水4条2丁目3-54

主な実習先の北海道医療センターはどんな病院?

北海道札幌市西区の閑静な住宅街にあり、三角山も望め四季折々を感じさせる豊かな環境にあります。

地下鉄やJRからのバス停も病院前にありますが、広大な敷地には駐車場も完備されています。

救急医療の最後の砦といわれる3次救急の超急性期から慢性期、セーフティネット系の医療ニーズに対応するスーパーハイブリット病院なので幅広い分野の看護を学ぶことができます。

1年目の看護師の学習・研修体制としてプリセプター制度を導入。先輩看護師がマンツーマンで指導します。

看護知識の学修サポート・看護技術の習熟度の確認、精神面のフォローをしています。

北海道医療センターで働く1年目の看護師さんの声

私は附属の看護学校に通っていたので、実習で北海道医療センターに来ることが多く、実習を通して急性期から慢性期に至るあらゆる患者さんが入試したり通院したりしており、幅広い看護を行いたいと思ったので入職を希望しました。

先輩方が皆さん優しく、困ったことや分からないことなども聞きやすいです。職場全体として仲が良く、和やかな雰囲気でとても働きやすいです

高い看護師国家試験合格率

北海道医療センター附属札幌看護学校の看護師国家試験合格率は98.7%(受験者76名、合格者75名、2023年2月実施・新卒)。

実施年
合格率(%)・新卒
全国平均合格率(%)
2023年2月 98.7% 90.8%
2022年2月 100.0% 91.3%
2021年2月
100.0%
90.4%
2020年2月 100.0% 89.2%
2019年2月 100.0% 89.3%
2018年2月 100.0% 91.0%
2017年2月 98.8% 88.5%
2016年2月 100.0% 89.4%
2015年2月 98.7% 90.0%
2014年2月 98.7% 89.6%

学費

※学費は毎年、改定される可能性があるので、あくまで参考程度にご覧ください。

北海道医療センター附属札幌看護学校の学費は約930,000円(初年度納入金)、2年次は約700,000円、3年次は約725,000円、3年間の学費総額は約2,355,000円です。

学年 1年生 2年生 3年生
入学金 200,000円
授業料 590,000円 590,000円 590,000円
施設・環境管理費 80,000円 80,000円 80,000円
教科書・参考書代 約160,000円 約10,000円 約10,000円
ユニフォーム・学生傷害賠償保険・ 感染症検査費用・他雑費※ 約100,000円 約20,000円 約45,000円
小計 約930,000円 約700,000円 約725,000円
3年間の合計 約2,355,000円

国立病院機構の奨学金制度

① 貸与対象者

看護学校等(国立病院機構附属看護学校、看護系大学、看護専門学校)に入学見込みの方または在学する方で、卒業後に貸与を受ける国立病院機構の病院において常勤職員として勤務する方を対象としています。※入学見込みの方は、入学後貸与を開始することとなります。

② 返還免除及び返還

奨学金の貸与を受けた病院に就職し、一定期間(奨学金貸与期間相当)を勤務することにより返還義務が免除されます(例:参照)。 ただし、看護学校等を中途退学した場合や、卒業後に奨学金貸与病院に就職しなかった場合などは、原則としてそれまでの貸与額を一括返済しなければなりません。

(返還免除の例)  A病院から奨学金を3年間貸与 ⇒ 卒業後A病院で3年間勤務 ⇒ 返還免除

③ 奨学生募集病院及び募集方法

具体的な、申請方法や提出期限などは各病院の担当者へお問い合わせ下さい。北海道で奨学生を募集している国立病院機構の病院を下記の表にまとめてみました。また、下記以外の国立病院機構でも臨時的に募集している場合もありますので、その場合も、直接病院へお問い合わせして下さい。

病院名
定員
金額(年額)
募集時期
看護師 十数名
600,000円
(入学初年度は 720,000円)
随時

例えば、上記の帯広病院から奨学金の貸与を受けた場合、3年間で1,920,000円になります。

北海道医療センター附属札幌看護学校の学費を3年間で約2,355,000円なので、この奨学金で学費の約82%をカバーできることになります。

ただし、奨学金の返済免除の条件を満たせなければ、当然、返済しなければならないので奨学金を借りる際には十分にご注意ください。

入試情報【2024年度】

※入試情報は必ず最新の募集要項を入手し、ご確認ください。

北海道医療センター附属札幌看護学校の定員は80名(1学年)です。

区分
試験日
一般
【学科】2023年12月7日(木)
【面接】2023年12月8日(金)
一般
選考方法
【学科】コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ、国語総合(現代文のみ)、数学Ⅰ
・面接
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学校案内
受付状況
スタディサプリ進路にて資料請求受付中
※下記のものを資料請求できます
① 学校案内・募集要項(願書含む)

偏差値は北海道でトップ!

北海道医療センター附属札幌看護学校の偏差値は57.5となっています。この偏差値は50%の合格可能性を示しています。

つまり、あなたの偏差値が57.5あれば、北海道医療センター附属札幌看護学校に合格する可能性は50%あることを示しています。合格可能性を50%より高めたい場合は、57.5を上回る偏差値を取る必要があるということです。

【出典:偏差値データのもとになる模試】

・東京アカデミー看護医療模試

2017年~2020年の偏差値は57.5で変化なく推移しています。北海道の看護専門学校では偏差値が首位、トップです(同率一位で小樽市立高等看護学院もランクインしてます)。難易度は全国的にみても専門学校の中ではレベルが高い学校といえます。とはいえ、まずは教科書レベルの問題をしっかり解けるようにして基礎学力をつけることで合格に近づくはずです。一般入試の1次試験の科目は英語、国語、数学の3科目です。2次試験に面接があります。

年度 偏差値
2020 57.5
2019 57.5
2018 57.5
2017 57.5

オープンキャンパス

※事前に申込みの必要あり

【対象】
・現役生、保護者、社会人

【開催日程】各回定員50名
・2023年7月15日(土)10:00~12:00、13:30~15:30
・2023年7月22日(土)10:00~12:00、13:30~15:30

【実施内容】
・学校カリキュラムの説明
・学校行事紹介
・校内見学(在学生の演習など)
・公開講座

交通アクセス

【所在地】
・北海道医療センター附属札幌看護学校(北海道札幌市西区山の手4条6-2)

【交通機関・最寄駅】
・地下鉄東西線 西28丁目駅より 環20・西21番山の手線にて北海道医療センター前下車
・地下鉄東西線 琴似駅バスターミナルより 西43番琴似線にて北海道医療センター前下車
・地下鉄東西線 宮の沢駅より 西21番山の手線にて北海道医療センター前下車

北海道医療センター附属札幌看護学校
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※下記のものを資料請求できます
① 学校案内・募集要項(願書含む)

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