どうしても小論文対策しなくちゃ、ダメですか?

「どうしても小論文対策しなくちゃ、ダメですか?」という質問が多いのですが、まず自分の受験校の試験科目に、小論文があるかどうかを確認してください。 試験科目に小論文があれば、当然のことですが、小論文対策をする必要がありますし、試験科目に小論文がなければ、小論文対策をする必要はありません。
例えば、一般入試で小論文が必要な学校は、国公立では首都大学東京 、東京医科歯科大学 、埼玉県立大学などです。私立大学では、聖路加看護大学、北里大学、慶應義塾大学 などが、小論文を試験科目として採用しています。
看護専門学校でも一部の学校で、小論文が必要な学校あります。
その他、推薦入試のなかには杏林大学のように、学科試験を試験科目に採用して、小論文が必要のない学校もありますが、注意したいのは推薦入試では試験科目に小論文が必要な学校が多いということです。推薦入試で小論文が必要な人は、しっかり小論文対策をしておきましょう。

小論文対策をしておくと、面接で役立つ!

小論文対策をしておくと、面接でも役立ちます。
というのも、面接で時事問題や医療に関するニュースなどが聞かれることがあるのですが、小論文の題材で、時事問題や医療に関するテーマが出てくるので、小論文で学んだことを面接で話せるからです。無駄だとは思わずに、小論文対策が必要な人は「面接にも役立つんだ!」という気持ちで、小論文対策に取り組みましょう。

小論文を書くうえで一番大切なこと

小論文を書くうえで一番のポイントは自分の主張を明確にすることです。 例えば、「日本では原発が必要か、不必要か」ということがテーマになっていた場合、感想文のように、原発が必要な理由や不必要な理由を書いたり、自分の思ったことをダラダラとそのまま書いても大丈夫なのですが、小論文の場合は、自分が原発賛成派なのか、原発反対派なのか、立場をまず明確にします。そして、原発賛成の立場を取るなら、なぜ賛成なのか根拠を述べます。ここで、根拠に説得力がない場合、小論文の評価は下がります。 というのも、根拠に説得力がない場合、「賛成の立場を取るほどの理由ではないな」と採点者に思われてしまいます。これは、普通に会話をしていても同じことが起こるのです。

例えば、あなたが友達に「キムタク」のどこが好きなのかを聞かれたときに、その友達がその理由に納得しなかったとします。その友達はあなたに次のように言います。「そんな理由でキムタクが好きなの?」。この場合、あなたはその友達を納得させるだけの理由を提示できなかったのです。

結局、小論文も同じです。採点者にどれだけ自分の意見を納得させ、「うん、うん」と頷かせることができるかなのです。これはコミュニケーションなのです。会話をしていて、自分の意見を相手を納得させるには、相手の意見もよく聞きますよね。小論文でも一方的に自分の主張を述べるだけではダメなのです。自分が原発の利用に賛成の立場なら、反対の立場の意見も汲み取る必要があるのです。反対の意見の立場を書くことで、賛成の立場の意見に説得力を持たせることができるのです。

どういうことかというと、「原発のデメリットには、こういう反対の意見があることは知っている。しかし、それでも原発を利用するとこういう良い点があり、反対するまでには至らないのではないかと私は考える。」
というように、反対意見の立場も考慮することで、「一方的に自分の意見を主張しているわけではないよ。反対意見の理由も私はしっかり理解しているよ」というメッセージを読み手に伝えることができるのです。

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